(03/25)
3月25日 木曜日
サイディア地区のアルマナー身体障害者学校へ杖を届けに行く。以前のサラマッドレポートにもあったとおり、この学校にはチグリス川を境にドーラ側の地域の子どもたちが通っていて、反対側の地域の学校と比べると略奪の被害にあい様々な備品が不足している。責任者のAさんに聞くと、これまでフランスとサウジアラビアのNGOが杖と車椅子をいくつか届けたきりで、最近ようやく改築工事を始めた労働省からは、25台の車椅子を送るといわれているだけだという。生徒数は78人で学年構成は小学校と同じ6学年。以前からバスがないということで通えない子ども達が多かったが、今も30人が通えていない。一台はあるのだがやはり故障続きで週に2,3回はバスが来ない日があるそうだ。
同行していたH、Sおばさんと息子さんのIが南アフリカでの例を挙げて、子ども達の親御さんたちが協力し合うシステムは作れないのかと聞くと、サダム時代はあったが今は皆自分たちの仕事のことで手一杯で余裕がない家庭が多いため難しいということだった。
Aさんは、夏休みに入るまでの2ヶ月の間どんなバスでもあれば助かるということなので、ドライバーのAとも相談し、初代PEACE ONバスの修理が完了次第ここで使うことに決定した。
ホテルへの帰り道FM東京から電話でインタビューを受ける。あまりに短く、今最もイラクの人が日本に期待しているのは雇用の創出だと伝える前に終わってしまった。