(03/21)
3月21日 日曜日
クルド民族の祭日で今日は祝日のため、久しぶりにホテルでのんびり過ごしていると、ジャーナリストの久保田弘信さんとカメラマンの梅基展央さんが訪ねてきた。二人とも昨年の戦争中にここバグダッドで別れて以来の再会で、日本ではなぜか会う機会がなかった。通訳のイラク人は戦前初めてイラクを訪れた際に我々外国人の世話をしてくれていたAさんだった。当時バース党エリートだった彼は現在仕事がないということだが、このように外国人の通訳、ガイド等でうまくやってはいるようだ。
夕方近所のレストランで安田君と夕食をとっていると、森住さんのガイドをしているTに会った。彼は昨年末に日本の大学生の招待で東京を訪れたことがあるのだが、日本の印象について訊いてみると、食事が合わなくて大変だったという意見のほかに「街でも電車の中でもみんな無言で挨拶ひとつしない。あれは良くない」と正直に答えてくれた。確かにイラクと比べて大きく違うところはそこだと思う。イラクでは街をただ歩いているだけでよく挨拶を交わし合う。
夜はサラマッドの友人で南アフリカ人のハッジャ、スレイヤおばさんが息子さんを連れてホテルに来ていた。彼女とも戦争中に会って以来の再会である