ダマスカス散策-ジャスミンと中庭

ダマスカスの花といえば、ジャスミン。
枇杷の木などとともに、ダマスカスの家々には必ず花を咲かせていました。
しかし近年はそのような誇り高いジャスミンがめっきり少なくなったそうです。聞くところによると、これを憂いたバッシャール・アサド大統領が今年春、ジャスミンのキャンペーンをおこなったとか。

旧市街のお家の特徴は、なんといっても立派な中庭があること。陽光の降り注ぐ囲むように部屋が位置し、中央の噴水がやすらぎを与えてくれます。
入り口は狭いが奥は驚くほど広い。これは天国への道を模した宗教的な造りなのだそう。坪庭のある京都のうなぎの寝床に似ていますね。もっとも京都の場合は、節税対策からなのですが。
このような素晴らしい伝統が最近の若者の関心をひかず廃れていっているのは、まことに残念なこと。それは日本でも同じことなのですが。
わたしにとって、ダマスカス文化の愛らしさはふるさと京都のそれとみつに重なります。この共有できる想いをどう昇華するかが、個人的な課題でもあります。
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