2008/5/25 日曜日

イベント告知「MUSIC PEACE PROJECT LIVE in 横浜~イラク支援チャリティーライブ~」

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 13:59:57

久しぶりにチャリティーライブに出ます。
収益金はピースオンに寄付され、イラク支援に使わせていただくことになりました。

ピースオンは、ちょっとの時間、イラクのことをお話しします。
当日バグパイプを演奏なさる軍事ジャーナリストの加藤健二郎さんをまき込んで、なにか面白いことができないかなあと考え中。加藤さん、ファンです。

会場では、アラブ雑貨などももちろん販売します。

来月、横浜でお会いしましょう。

「MUSIC PEACE PROJECT LIVE in 横浜~イラク支援チャリティーライブ~」

とき:6月7日(土) 19:00~(開場18:30)
ところ:Little Darlin’(リトルダーリン)<ライブハウス&レストラン&バー>
(神奈川県横浜市南区南太田1-32-34 横浜ファーストビルB1F)
→京浜急行南太田駅3分/横浜市営地下鉄吉野町駅8分 ドンドン商店街・南太田郵便局地下
入場料:1500円+フード&ドリンク<1オーダー以上>

ゲスト:
NPO法人ピースオン
Eri(シンガーソングライター)
sun dё rich(ユニット)
出演:
加藤健二郎(バグパイプ奏者・軍事ジャーナリスト)
MECKEY(創作手話集団『楽華精』代表・えたーなるDOOR・JR東日本駅員)
MUSIC PEACE PROJECT
サルモア(ギターリスト)

協力:NPO法人ピースオン
主催・問合せ:MUSIC PEACE PROJECT

コメントにかんするお詫び

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 13:07:12

一気にコメントが何百件とつくなど悪質なコメントが多く困っていたのですが、
その対策中に、誤って一般のコメントも消してしまったかもしれません。
また、一般のコメントが1万件以上あった大量の悪質コメントにまぎれる形になり、レスも遅れ遅れになっていたこともあわせて、お詫びします。
申し訳ございません。

もし、「せっかくコメント書いたのに消えてしまっている!」というかたがありましたら、
この記事にコメントするか、直接メールでもかまいませんので、
お報せくださると有難いです。

今後ともお読みいただければ嬉しいです。
どうぞよろしゅうに。

読後にして「共」を想う

Filed under: diary — Kaori @ 0:36:48

本読み覚え書きです。

『社会臨床雑誌』第14巻3号(日本社会臨床学会)を引っ張り出して再読すると、佐々木賢さんの報告「教育私企業化の意味」に思うこと多々あり、ニヤニヤしてしまった。学習会の喋りを文字におこしたものなので、内容がぽんぽん飛んでいて、それが逆に面白い。
生でお話を聞いてみたいと思わせる軽快さ。まずはほかのご本も読んでみたい(図書館に予約するリストに入っているもの、『教育と格差社会』と『現代思想』2007年4月号)。

ちょうど読書中だった『地域の力-食・農・まちづくり』(大江正章)に通ずる部分もあり、それはわたしのピースオンへの思いにも重なる。

ちなみに『地域の力』には、体験農園で農を教えていただいている加藤義松さんも紹介されている。

うなずいていたのは、「共」についてだ。共は「コモンズ」ともいわれ、前からよくある考え方だが、こんなに「うんうん」うなずくのは初めて。

月並みな表現だが、『地域の力』には希望があった。知恵と工夫がこらされ、ひとがつながった結果、いきいきとした生がよみがえった例が幾つも載っている。
なにか(たとえば行政など)を敵視するのではなく、時にお互いが協力したり後押ししたりして、みんなで造る。それは、「私」でも「公」でもない、「共」の空間と関係といえる。
もちろん課題も山積しているし、万事快調な訳もない。それでも、どこか楽観できるのがいい。

佐々木賢さんのほうは、「ギャッツ」(公共投資に関する一般的合意)を軸に、世間の諸々の事象をつなげて考える試み。
「みんなのもの」が私物化され、巨大な力とかお金なんかで世界中の庶民が食われつつある。なのに人びとは個包装されたようにバラバラにされ、つながりが分からなくなる。だから日本では怒る民衆が少ない。
・・・とても一言でまとまられないけど、その後の討論部も含めて興味深い。
特に、なにもかも「個」に封じ込められるという捉えかたは、かつて「うつ病」と診断されていたわたし自身の実体験からかんがみても、見過ごせない点と思う。

そんな「共」を辿るうちに、ピースオンも「共」を取り戻したいんだなあという再認識がわいてきた。

たとえば、「寺子屋」プロジェクト。
シリアでの活動許可の面でなかなか進まないこともあり、計画の見直しは必要でしょう。でも、イラク人が求める限り、これはやりたいとわたしは思う。なぜか。
それは、「寺子屋」を「共」と考えるから。
人間関係の濃いはずのイラク人が、祖国を追われた避難先で孤独に陥っているという。学校へ行けない、行ってもなじめない。親も、子も。
それならば、なんだかんだと集える「場」を提供したい。勉強不足を埋める補習もついでにやればいい。
お金が乏しいのも大変だけど、関係が貧弱になることは、もう本当に大変だ。
「寺子屋」をなにかのきっかけにしてもらえれば嬉しい。

それはイラク国内でも同じこと。日本国内でも。
そして、「イラクと日本はつながっているよ」という思いを、お互いに共有できればと思う。

これが、2冊を読んで、つらつらと思い巡らせたことでした。
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*写真は、1年前。シリアのカーシム食堂にて従業員らと。なんとイラクからお店ごと移ってきたらしく、みんなご主人を慕っていたのが印象的。苦しい難民生活だが、笑顔のたえない空間が気に入り、その後もシリア滞在のたびに訪れている。

2008/5/24 土曜日

イラクのクリスチャンは今

Filed under: イラクの友より — yatch @ 23:02:48

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イスラーム教スンナ派とシーア派の宗派間暴力ばかりが目立って報道されてきたイラクですが、その陰でキリスト教徒の受難も続いています。かつてはスンナ、シーア両派の住民たちが平和裏に暮らしてきたように、クリスチャン(キリスト教徒)もイラクの人口の3~4%と少数派ながらムスリム(イスラーム教徒)と共存してきました。はじめてバグダードを訪れたとき、教会もたくさんあるんだなあと驚いたものでした。イラク占領後の宗派、宗教間暴力は共に、旧政権崩壊後の政治権力闘争が引き金となっていて、やがて一般住民が巻き込まれていくようになったと考えられています

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*写真は2004年8月相澤撮影。PEACE ONバグダード事務所近くのキリスト教会付近の爆破現場。(当時のブログ記事参照

この度、ムスリムである現地スタッフのサラマッド&アマラが、バグダードのキリスト教会を訪れ、孤児院の責任者でもあるシスターから、イラクのクリスチャンの今を聞いてきました。

「教会が爆破されたり、命を狙われたりなど迫害が続き、多くのクリスチャンがイラクから逃れていきました。かつてイラク全土で20万家族はいたというのに、今ではわずか6千家族。多くは北部のクルド人自治区、もしくは他国に避難しています。住む家も仕事も追われ、多くの家族は離ればなれになってしまいました。中には、子どもたち全員、もしくは両親共に失ってしまった家族も少なくありません。

孤児も多く、彼らは殺されるのを恐れて外出できず、働くことも学校で学ぶこともできていないので、教会ではこれまで彼らを支援し続けてきました。しかし私自身も怖くてこの三年間ほとんど教会の外に出ていません。食料などを買いにいってくれるドライバーが無事に戻ってくるまでいつも心配でなりません。病気になったときは、お医者さんに教会まで来てもらうようにしています。イラク人なら誰もがこうした恐怖の中で生きてきたのですが、特に私達クリスチャンは外見によって真っ先に狙われてしまうのです。

爆弾が爆発するとき、そこにいるのがクリスチャンかムスリムかなどわかりません。イラクでは皆飢えと殺戮の恐怖に怯え、助けを必要としています。日本の皆さんの評判はとてもいいです。親切で慈悲深い人々だと聞いてきました。宗教は異なっていても、私たちは皆さんに大いなる平和をお祈りします。そして、お互いが助け合い、また、同じ兄弟である私たちクリスチャンとムスリムたちのことも助けてくれるようにお願いします。私たちは皆兄弟であり、いつだって助け合って生きていくべきなのです。宗教は善き行動のためにあり、命は誰もが持っている権利なのです。」

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殺害や誘拐を恐れて、今ではほとんどの教会は閉ざされてしまい、バグダードのキリスト教孤児院にいる子どもたちはわずか7人。しかも教会の予算の多くが避難した人々のために使われていて、孤児院は資金難に苦しんでいます。そこで、少しでも子どもたちの食費、被服費、学習費に役立ててもらおうと、小額ですがとり急ぎの現金寄付をお渡ししました。シスターによると、こうしてムスリムから支援を受けることで、問題は一部の犯罪者なのであって、住民同士はお互い助け合って生きているという強いメッセージにもなるとのことです。

2008/5/17 土曜日

定時総会を開催します

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 22:02:02

総会の季節です。明日です。

総会の準備をし、会員さんには資料をお送りしました(後日ウェブサイトにも掲載します)。
あがった決算表などを見ると、やはり厳しい結果といわざるをえません。

昨年度の反省はなにか、今年度はどのように運営すればよいか。
数字にこだわらず、総会のひと時、みなさんと話し合えればと思います。

「イラクを忘れないで」・・・イラクの友のつぶやきが頭を離れません。
イラクの子ども達に(オバチャンも、ジイサンも)なんとかかかわり続けようと、ピースオンは試行錯誤を繰りかえします。
とすれば、「イラクを忘れないで」というよりかは、「日本を忘れないで」というわたし達のメッセージなのかもしれません。

もし、あなたがイラクの未来を案じていらっしゃるお一人なら、わたし達ピースオンとともに一歩、踏み出してみるのはいかがでしょう。

お知り合いらとイラクの話を聞くちいさな会を催そうかしらとか、
このメールマガジンをお友達に紹介してみようかなとか、
なじみのお店でイラクアート展を開いたら面白そうとか、
イラクの子どものために身近なところから募金を呼びかけようかとか。

なにも大きなことでなくてかまわないのです。
わたし達ピースオンも、ちいさなことをこつこつ続けています。

大ホールでの講演もよいですが、本当に興味を抱くかた同士ならホームパーティ形式でも歓迎です。
大掛かりな街頭募金も素敵ですが、ママ友やサークル仲間とのチャリティバザーや音楽が身近にあるかたならチャリティライヴでもよいですよね。

どんな案でもお気軽にご相談ください。

ちいさな、ちょっとずつが、日本でつながり合い、イラクにも伸びればと願いつつ。
進んで、悩んで、迷って、歩んで・・・のピースオンに今年もまた一年、お付き合いいただければ嬉しいです。
明日、総会の会場でお会いしましょう。

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*写真は、イラクの三つの少女、ヘバちゃん。まだ赤ん坊の時にバグダードから隣国シリアへ一家で逃れた。この笑顔にいつも助けられています。

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特定非営利活動法人PEACE ON定時総会
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日時:5月18日(日) 午後2時より
場所:サンライフ練馬 職業講習室
(西武池袋線「中村橋」駅の北口を左へ行きすぐ)
参加費:なし
※お送りした資料と、正会員のかたは議決権行使書をご持参ください。
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会員でないかたも参加できますが、開催費カンパをお願いします。
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当日会場で、朝どり野菜を配布いたします!(無料です。カンパは歓迎ですが。)
ひよっこ百姓がてしおにかけ育てたほうれん草、小松菜、ルッコラ、ラディッシュ・・・。
お野菜を入れる袋をお持ちになってください。

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*写真は、シリアのスーク(市場)。

また3月に仕入れたアラブ民芸雑貨の初売りも行います!(ウェブサイトでの販売はもうすぐ。)
シリア乙女と買い付つけた愛らしい品々、ご期待ください。

2008/5/2 金曜日

ピースオン・ハイキングin高尾山 レポその4

Filed under: 過去のイベント — Kaori @ 22:44:32

このトンネル工事。東北から静岡へ向かうような、都心に用がなくを通過するだけの車のために、都心を通らないで済む高速道路を作ろうというらしいのですが、そのような車は全体の2パーセントなんだそうです。それで都心の混雑がやわらぐとは思えません。それよりも今ある一般道を整備したほうが・・・。

高尾山には、なんと千種類以上の植物が生きています。「東と西のであうところ」といわれるように、関東の植物と関西の植物が隣同士に生える貴重でへんてこな山。

貴船(京都)、箕面(大阪)と並んで昆虫の宝庫でもあるんだとか。箕面にも道路が作られ水に異変が起きていると聞いています。

色んなかたがいると思いますが、わたし個人が工事に反対するのは、しかし高尾山が貴重な山だからではありません。
バグダードが数千年の歴史を誇る都市だから壊してはならないとは思わないのと、似ています。

一日じゅう山の中にいて、2度もシリモチをつきながら(企画しておきながらみなさんについていくので必死でした・・・)、まさに五官で高尾山と話をしました。
若い緑が目にうつくしく、それは食べちゃいたいぐらいで、ほとんどの場所で水の流れる音を耳にし、苔や木々の肌を撫で、土を匂う・・・。高尾山の「時」と「土」。

そのうちに、過去に痛い目にあったほかの山々の亡霊を想起しました。
開発や観光の名の下に、これまで幾つの山がその腹にトンネルを掘られたことでしょう。野花が死に虫が居場所を失い沢が枯れ、見える被害も見えない被害も周辺地域にまで及んだことでしょう。

八ツ場ダム計画のある川原湯温泉へ旅した数年前の記憶。「ようこそ、ダムに沈む川原湯温泉へ」という笑えない看板があったのを思い出します。

かれら山々を忘れない、だからこそ今ここにある高尾山を死なせたくないと思います。

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『うさぎ!』という名の連載物語をずっと読んでいるのですが、このたびの高尾山では「うさぎ!」の言葉があちらこちらで呼び起こされました。

『うさぎ!』風に云えば、わたし達はつながって「灰色」と戦う、イラクで/高尾山で。
まだ大丈夫。

~おしまい~

ピースオン・ハイキングin高尾山 レポその3

Filed under: 過去のイベント — Kaori @ 21:58:29

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*既にある高速道路の脇に、工事が見えました。

水の豊富な高尾山のお腹をくりぬくのは、まるで海底トンネルを掘るようなもの。まずセメントを作る工場を建て、水にセメントを大量に流し込み、かたまったところを掘るんだそうです。
乱暴で、無謀なやりかた。
数時間ですが高尾山に親しんだところに突然そんな現実を見、こちらがかたまりました。理論でどうのこうのという前に、生き物として絶対にやってはいけない暴挙と直感しました。

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*日影沢キャンプ場ではライヴなども。

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*ライヴの電気は、使い終わった天ぷら油から作ります。

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*虔十の会のツリーハウス。少年の夢という感じ。のんびりイヴェントやりたいなあ。

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*夕日が落ちて、コ、ン、ニ、チ、ワ!

「今日の行方を見届けて、街へ帰ろう。明日が僕を待っている」なんぞ口ずさみつつ。

~つづく~

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