2010/6/22 火曜日

☆本の紹介「多摩のまち 自転車探検」斉藤円華 著

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 21:52:23

「多摩のまち 自転車探検」
斉藤円華 著(さいとう まどか)
けやき出版 1300円(税別)
jitensya135.jpg
著者の斉藤円華さんにはこれまでピースオンの会報やウェブサイト作成等でずいぶんお世話になってきた。出会った頃は会社員だったが、2008年からライターとして独立。これまでの市民運動経験、また、スローライフ研究家としての知識を活かし、平和、環境などをテーマに執筆活動を続け、この度初めての著書を刊行された。まずは心からおめでとうと言いたい。

「多摩のまち 自転車探検」。多摩と自転車をこよなく愛する円華さんらしいタイトルだ。私どもが練馬の体験農園で野菜を作っていたころ、小金井の自宅から自転車で颯爽とやってきた円華さんが野良仕事を手伝ってくれて、食べきれない分の野菜を連結式リヤカーに山盛りに積んで帰っていったことを思い出す。内容は、「トトロの森」からはじまり、戦跡、基地まで含む多摩の自然と歴史、ゆかりの小説、映画の舞台を訪れ、果ては高尾山から三億円事件の現場まで、東京西郊・多摩地区のしられざる見所を自転車で気ままに巡る24コース。写真もルートマップもふんだんで読みやすい。自転車コースと言っても特別なスポーツ車などは必要なく、誰でも気軽に楽しめるママチャリを想定した距離のコース設定がありがたい。

玉川上水源流をめざすコースや小野路の里山など、多摩の地の鼓動や息づかいが聞こえてくるような道に分け入っていくコースもあれば、武蔵境の中近東文化センターでは、人類最古の文明発祥地から悠久の歴史を超えて伝えられてきた智慧と美に恍惚として時を忘れ、2008年にピースオンが日本に招聘したイラク人芸術家カーシム・サブティーの言葉にまで思いを馳せる。円華さんというひとりの人間を軸に、多摩にひろがる豊かな時空の層が色鮮やかに点描され、自転車のペダルを漕ぐ軽やかなリズムで風景がつながっていく。多摩という東京の一地域から、幾層にも彩られた世界が忽然として立ち現れる。やはり世界は見つけられることを欲し、見られることで存在しているのだ。視点が違えば世界もその姿を変えていくが、それぞれが見つけた世界を伝えあい、それをつなげていけば、世界はより豊かになっていくだろう。私たちの生きる町にも、きっと素敵な世界が待っているはず。よし、今日は自転車に乗って町に出ようか。そんな気持ちにさせてくれる一冊である。
(相澤恭行)

縁あって暮らした町を いつもの自転車でゆっくり走る
次はあなたが 「僕らの住むこの世界」を駆けぬける番だ☆
(かおり)

2010/6/14 月曜日

★写真展★イマジンイラク★ @上桂(~6/20くらい)

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 14:43:21

お知らせ遅れてしまいましたが、
先日お知らせした参加型イベントで出来上がった展示です。
(写真はCollective ParasolのHPから拝借)
dsc_4142.JPG
私はまだ展示のお手伝いでちょこっと顔出しただけですが、
会場コレクティブ・パラソルの若いスタッフの皆さんが
気持ちよく協力してくださって、素敵な空間がつくられていました。
今週中にはまた行ってみるつもりです。

■日時 2010年 6 月7日(月)~20日(日)くらい 午前~夕方まで
(会場は鍵を閉めていることもありますが、外からでも全ての写真を
ご覧になれます。あと、期間中に写真を入れ替えます。
イラクの等身大の手作り地図も展示)

■場所 Collective Parasol(コレクティブ・パラソル)
http://collective-parasol.blogspot.com/

■ 観覧費 無料

■アクセス 京都市西京区上桂前田町56
http://xm.my/hAta
阪急嵐山線上桂駅より徒歩5分
(上桂駅改札を出て右手へ。二つ目の信号を右折。
青い壁の建物です)
阪急桂駅より徒歩15分
JR京都駅より 京都市バス73 上桂前田町下車徒歩1分

■趣旨 イラクは、いまだ平和からは程遠い状態に置かれています。
多くの人の目に晒されるイラクは、
テロと戦争の曠野としてしか知らされません。
でも、そこにはかつて悠久の歴史に育まれた、
人々の穏やかで健やかな暮らしがありました。

私たちはイラクを知らない。

「写真展 イマジンイラク」は、そこを起点として、
はじめから戦乱の国など無いということ、
戦争が人々から何を奪い、何が失われたたかを、
参加される皆様とひとつひとつ学んでいきたいと思います。

近郊の方、夕涼みに、散歩がてらにでもお立ち寄りくださいますように。

■協力 Collective parasol

■ 主催 イマジンイラク実行委員会(みずの)
http://imagineiraq.seesaa.net/

■問合先 実行委員会メールアドレス
(imagine_iraq●yahoo.co.jp ※●を@に換えてください)

2010/6/2 水曜日

メイキング・イマジンイラク@上桂(6/5-6)のお誘い

Filed under: TOPICS/NEWS! — yatch @ 22:24:08

イマジンイラクから、参加型イベントのおしらせです!

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「想像力は、頭ではなく、手を動かすところから!」

メイキング・イマジンイラク @ 上桂

■日時 2010年 6月5日(土)~6日(日)  午前~夕方まで

■場所 Collective Parasol(コレクティブ・パラソル)

■ 参加費 500円(学生400円)

■アクセス 京都市西京区上桂前田町56
http://xm.my/hAta
阪急嵐山線上桂駅より徒歩5分
(上桂駅改札を出て右手へ。二つ目の信号を右折。
青い壁の建物です)
阪急桂駅より徒歩15分
JR京都駅より 京都市バス73 上桂前田町下車徒歩1分

■趣旨 私たちはイラクを知らない。
イラクってどこ?どんなところ?
「写真展 イマジンイラク」の写真パネルを作ったり、
イラクの地図や年表、フォトアルバムを作ったり、
日曜大工をしながら写真展会場を作りませんか?
という、おもしろ企画です。
70年代・・平和だったころのイラクの写真パネルを
作りながら、思いを馳せてみませんか?

■協力 Collective parasol

■主催 イマジンイラク実行委員会(みずの)090-2044-4544

■ 問合先 参加希望者は実行委員会メールアドレス
(imagine_iraq●yahoo.co.jp ※●を@に換えてください)

老若男女問わず、どなたでもお越しください。
差し入れ、冷やかし大歓迎です。

また、期間中には、至近で自主映像上映会も企画しています。
こちらの宣伝も追ってさせていただきます。

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2010/3/19 金曜日

集って声をあげる、7年分の-各地イベント案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 10:28:09

「イラク戦争」の始まった3月20日を前に、催しがが続々と。
以下におしらせします。詳細はこちらでご確認ください。

「イラク戦争なんだったの!?-イラク戦争の検証を求めるネットワーク」も盛り上がりつつあります。

みな さんが地元の国会議員に手紙かFAXで働きかけた後に「イラク戦争なんだったの!?」スタッフがその議員を訪ねるという、いわば共同ロビイング。順調に進めています。
またひきつづき、賛同者、活動費カンパも受付けています。
詳しい方法は末尾に転載した、「イラク戦争なんだったの!?」志葉玲事務局長の挨拶をお読みください。

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●3月20日(土)
【東京】「戦争も基地もいらない WORLD PEACE NOW 3.20」
昼1時~/芝公園4号地

【名古屋】「米英のイラク攻撃開始から7年~イラク戦争は終わっていない-自衛隊イラク派兵を検証する-」
昼1時半~/名古屋YWCA/参加費500円(資料代)

【金沢】「ピースウォーク金沢」
http://pwkanazawa.com/
昼1時半~/石川県中央公園

【福岡】「戦争も基地もいらない3.20WORLD PEACE NOW!『イラク・アフガンから外国軍の撤退を、自衛隊の海外派兵・ミサイルパトリオット配備反対福岡県集会』」
昼1時半~/福岡県中小企業振興センター

【富山】「地上から戦争をなくすための平和共同アクション」
昼2時~/CiC前広場

●3月21日(日)
【大阪】「3.21イラク開戦7年・普天間基地即時撤去大阪平和行進 ピース・ウォーク from 沖縄を迎えて」
夕5時~/扇町公園

【東京】「『イラク戦争何だったの!?』開戦から7年検証シンポジウム」
夕5時~/明治大学リバティータワー

●3月22日(月・祝)
【大阪】
「おおさか社会フォーラム ワークショップ アフガン・イラク戦争-日本の関与・わたしたちの責任-」
昼1時半~/エルおおさか

【千曲】高遠菜穂子イラク報告会「命に国境はない~イラク戦争とは何だったのか?~」
昼1時半~/千曲市戸倉創造館/協力券500円(高校生以下無料)

●3月24日(水)
【松本】
高遠菜穂子イラク報告会「命に国境はない~イラク戦争とは何だったのか?~」
夜7時~/松本市勤労者福祉センター/協力券500円(高校生以下無料)

●3月27日(土)
【東京】
シンポジウム「クラスター爆弾から劣化ウラン弾へ~イラクで使われた非人道兵器~」
昼2時~/明治大学リバティタワー/参加費500円(資料代)

●4月4日(日)
【大阪】
市民社会フォーラム第54回例会「見る、聞く、知る、イラクの今と私たち 高遠菜穂子さんトークイベント@北新地サンボア」
昼3時~/北新地サンボアバー/参加費1000円(1ドリンク付)

●4月17日(土)
【名古屋】
「どうする安保 平和的生存権を活かす4.17 イラク訴訟違憲判決2周年集会」
昼1時半~/ウインクあいち

●4月21日(水)
【東京】
「元国連査察団委員長ハンス・ブリクス氏が語るイラク開戦の真実」(仮)
夕5時~/議員会館(予定)

●4月23日(金)
【大阪】
「イラク戦争なんだったの?!市民検証集会」
夜6時半~/エルおおさか

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イ ラク戦争7年、検証を求める世論を広げよう!

イラク戦争なんだったの!?―イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長の志葉玲です。
この間、多忙でなかなかご報告ができませんでしたが、いくつか大きな進展がありました。
まず、有志の国会議員で集めていた議員署名は、呼びかけ議員含め84筆に達しました。これは衆参あわせた議員総数の1割以上で、決して少ない数ではないで しょう。本来、民主党はこの間、イラク戦争に反対し続けてきたのですから、もっと署名が増えても良いかとも思いますが、やはり参院選に向け、私達が声を上 げていくことが重要かと思います。
すでに多くの方々から、ロビイング代行依頼を受け、そのほとんどの依頼は、実際に議員の事務所を訪れ、主に政策秘書へ資料を渡したり、説明したりするなど、対応させていただきました。
時間の確保が大変ですが、引き続き、本キャンペーンは続行します。皆さんもぜひ、このキャンペーンの普及へご協力下さい。

*みんなで永田 町を動かそう!! ロビイング代行アクション
http://isnn.tumblr.com/post/404013843

そして、もう一つ重要なことは、ついに岡田克也外務大臣が公の場で、日本のイラク戦争支持・支援について検証と責任追及について言及 したことです。

*イラク戦争への関与検証=小泉政権の対応問題視-外相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010031000902

質問してくれたのは阪口直人議員と服部良一議員。これまでのような民主党内部の会合や非公式の場ではなく、国会でその意向が確認できたことは、非常に大きな進展だと思います。阪口議員、服部議員に感謝ですね☆

そして、社民党の福島みずほ党首からも、力強いメッセージをもらうことができました!
http://www.youtube.com/watch?v=_xZrWrtwcm8

またメディアの中での検証ムードも盛り上がりつつあります。

・朝日新聞社説「イラク戦争検証―日本も国家の責務として」
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak35/msg/447.html
・北海道新聞「イラク戦検証 日本も英国にならって」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/219411.html
・中日新聞社説「イラク戦争検証 欧州から学ぶべきもの」
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010030502000048.html
・中日新聞(東京新聞) 社説(週のはじめに考える)2010年3月14日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010031402000053.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010031402000098.html
・西日本新聞社説「イラク戦争 英国の検証を見習いたい」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/152406

共同通信も、「検証イラク戦争7年 上・中・下」と立て続けに特集記事を配信、特に下では、有志の議員や我々検証ネットワークのことも報じていま す。
こうした動きにさらに弾みをつけるため、開戦7年目となる今月20日前後のイベントを盛り上げることや賛同者を増やすことが重要です。以下、盛りだくさんですが、ご参照下さい!

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◆ 賛同人を1000人にしましょう!
賛同者の皆さんの知人・友人の方にも、イラク戦争何だったの!?のことをお伝えいただき、ご賛同もらえますよう、お願いしていただけませんか?
3月20日イラク戦争7年までには、賛同人1000人越えを目指しています。

賛同案内文は以下のリンクをご参照下さい。
http://isnn.tumblr.com/post/281450444

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◆ 活動費カンパのお願い
当ネットワークは、団体や個人の会費などの収入なしで、趣旨に賛同いただける皆様の募金によって運営されます。
特に3月、4月は各イベントやイラク人ゲストの招聘などで、お金がかかります。
つきましては、1口1,000円以上のカンパを郵便振替にてお振り込みいただければ幸いです。

<活動資金カンパ (1口1,000円以上) 振り込み先>
*郵便振替の場合
口座番号:00230-6-116390/口座名:イラク戦争の検証を求めるネットワーク
*他金融機関からの振込みの場合
ゆうちょ銀行 当座預金/店番:029/口座番号:0116390/口座名:イラク戦争の検証を求めるネットワーク

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イラク戦争の検証を求めるネットワーク
http://isnn.tumblr.com/
〒171-0033東京都豊島区高田3-10-24 第二大島ビル303/regretiraqwar●gmail.com(●は@に換えてください)/090-9328-9861

2010/3/18 木曜日

十三でイマジンイラク展示中

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 14:32:26

当ウェブサイトでもおしらせしていた、高知での写真展「イマジンイラク」。
好評のうちに閉幕したそうで、来場者の感想がイマジンイラクのこちらのページで読めます。

そのイマジンイラクがさっそく十三(じゅうそう)で、20日まで展示中だそうです。
PEACE ON提供の写真も展示されています。
20日の催しには、イマジンイラクからのゲスト出演もあるかも?

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写真展 イマジンイラク
@ Heaven’s Cafe 大阪・十三
~吾が心のイラク~

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とき:2010年3月13日(土)~20日(土) 営業時間:あさ10時~よる10時
ところ:Heaven’s Cafe
(大阪市淀川区十三東2-2-1/でんわ06-6309-7527)

いきかた→ 阪急電鉄十三駅の東出口より商店街を抜け、淀川通りを西中島南方方面へ。歩いて6 分。

主催・問い合わせ:イマジンイラク実行委員会
(imagine_iraq●yahoo.co.jp ※●を@に換えてください)
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イマジンイラクのウェブサイト http://imagineiraq.seesaa.net/

2010/3/12 金曜日

あす京都でイラクイベント

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 10:37:15

明晩、二条のカフェで開かれる催しのおしらせです。
集まった人びととイラクの話をする会で、PEACE ONから相澤恭行も呼ばれています。
お近くのかたはどうぞ。

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イラクの子どもたちの小さな絵 @カフェ パラン
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とき:2010年3月13日(土) よる7時~9時
ところ:カフェ パラン
(千本通御池上ル新二条ビル1階/二条駅むかい)

参加費:1000円(ワンドリンク付)
定員:30名
人数把握のためご連絡頂けると助かります
→ smaeno●gaia.eonet.ne.jp(●を@に換えてください)/090-5977-3201

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イラクの子どもたちが描いた絵の小さな展覧会をいたします。
何が描かれてあるのか、 みなさまと一緒にゆっくりと鑑賞したいと思います。
絵を通して、大切なものが見つかるかもしれません。
あの「戦争」からもうすぐ7年になります。今もつづく現状に思いをはせながら、参加された方がたと、たくさんお話ができればと願っています。
ぜひお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。

相澤恭行さん(PEACE ON代表)、モハメッド・ヌーリ・シャキルさん(イラク人医師)も展覧会に参加してみなさんとお話する予定です。
※都合によりシャキルさんが参加できなくなる可能性があります。その際は、ご了承ください。

チャリティーをします!
パラン特製のお菓子をJIM-NETのイラクの子どもの絵に包んだチャリティーをご用意いたしています(1ケ500円)。
この売上はJIM-NETによる白血病のイラクの子どもたちの医療支援活動に寄付します。皆様のご支援を宜しくお願いします。

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共 催:JIM-NETボランティアチーム☆NARA☆/フレンズ・オブ・マーシー・ハンズ
協 賛:イラク戦争の検証を求めるネットワーク関西/市民社会フォーラム

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2010/3/11 木曜日

メロン・ベンヴェニスティ東京講演のご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 9:44:37

いつもパレスチナのことを教えてくれるミーダーンから、来日講演の会のおしらせです。

下の案内文を読み、お隣パレスチナと同じくして、変わり果てたイラクのこの7年のことが一気に思い出されました。
建物が壊されたり人間が殺されたり木々がなぎ倒されたりするのは個々のそれらはもちろん、風景とか歴史とか文化とか思いとか、つまりあらゆる営みを奪われるということです。
パレスチナでもイラクでもそして日本でも、つながった問題へのつながった抗いが続いています。
この講演はそういったことを皆で思い出させてくれる会なんだろうなあと、参加したい気がむくむく起こりました。行けずに残念!

関心おありの東京圏のかたはぜひ。

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メロン・ベンヴェニスティ来日講演
パレスチナの〈ユダヤ化〉 -破壊と収奪の歴史を透視する

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とき:2010年3月13日(土) ひる2時~5時予定(受付開始1時半)
ところ:東京麻布台セミナーハウス 大会議室
(東京都港区麻布台1-11-5 大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス)
いきかた→ 東京メトロ日比谷線神谷町駅1番出口から5分/都営大江戸線赤羽橋駅から8分/都営三田線御成門駅から10分
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.htmlをご参照

講演:“Tortured landscape: Settlement and dispossession in the Holy Land” 「虐げられた風景:聖地における入植と収奪」
(日本語逐次通訳あり)

参加費:1000円

主催と問合せ:ミーダーン〈パレスチナ・対話の ための広場〉
共催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)

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一瞬で破壊される家屋、根こそぎなぎ倒されてゆくオリーブの樹。
何度私たちは、こうした映像を目にしてきたことでしょう。

それはその家や土地の持ち主の長年の蓄積や未来への展望を一瞬にして打ち砕く暴力であるばかりでなく、パレスチナの文化や歴史全体の破壊に向けたプロジェクトの表現でもあります。イスラエルのブルドーザーは、個々の家屋やオリーブの樹を破壊し根こそぎにすることによってパレスチナの風景全体を破壊し、同時に人びとの記憶やアイデンティティを奪い続けてきました。風景とは、パレスチナの地で人びとが農作業を行ない、踊り、食べ、祈り続けてきた生活のいとなみのすべてによって作られたものだからです。すさまじい破壊の後、ある土地は囲い込まれ朽ちるままにされ、ある土地には全く異質な建造物が建てられ、そこにヘブライ語の名前が一方的に与えられました。パレスチナの歴史に思いをはせようとする人びとにとっても、それぞれの入植地やバイパス道路の下に眠るかつての光景をありありと思い浮かべることは、もはや困難になっています。

このたび私たちミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉は、イスラエル建国前のパレスチナの丘や木立を原風景として育ち、シオニストの地理学者であった父の仕事を批判的に継承してきた政治学者、メロン・ベンヴェニスティ氏を迎えることになりました。パレスチナの〈ユダヤ化〉政策の内側を長年にわたり目撃しつつ、次第に批判を強め鋭く対峙するようになった同氏の証言は、徹底的にパレスチナを破壊し収奪してきた現在のイスラエル国家の地図の向こうに、パレスチナの原風景を垣間見せてくれるのではないでしょうか。それは、現在なお続く〈ユダヤ化〉をくい止め、別の未来への可能性が確かにあると考えるための一歩にほかなりません。

その一歩をともに踏み出したいと考える方々に、参加を呼びかけたいと思います。

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■メロン・ベンヴェニスティ(Meron Benvenisti)
1934年エルサレム生まれ。政治学者。ヘブライ大学を卒業し、ハーヴァード大学で博士号取得。1971年から78年までエルサレム副市長を務め、東エルサレムを管轄した。父ダヴィド・ベンヴェニスティはイスラエル建国当時の高名な地理学者であり、シオニズムの立場からの「愛郷教育」の基盤を作り上げた一人。1982年に「西岸地区データベース・プロジェクト」を立ち上げ、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ社会におけるイスラエルの入植のインパクトを、人口・経済状況・土地所有などの観点から大規模に調査。また2000年に刊行された主著“Sacred Landscape”において、父親世代の地理学者らの功罪を批判的に検証する作業を行なう。現在は明確に反シオニズムの立場に立ち、二民族一国家を支持する立場から、「ハアレツ」紙上で論陣を張る。書著は他に、“Intimate Enemies: Jews and Arabs in a Shared Land”(1995年)、“City of Stone: The Hidden History of Jerusalem”(1998年)など多数。

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2010/3/2 火曜日

本日より高知でイマジンイラク写真展のご案内

Filed under: TOPICS/NEWS! — Kaori @ 11:31:10

近畿で開催されていた写真展「イマジンイラク」が、今度は四国上陸!
PEACE ON提供のイラク写真も展示されると思います。

図書館は私もよく行く、すきな場所でもあります。
図書館のロビーで何気なく目に映る、古き良きイラクの風景。何だか、いいですね。
こうしてイラクの風景が日本のあちらこちらと出逢う、写真展の旅。これもいいですね。

本日より期間限定。四国のかたはぜひ。

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写真展 イマジン イラク
~1970年代 平和だったイラクが今に蘇る!~

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とき:2010年3月2日(火)~7日(日) あさ9時半~よる7時
ところ:高知市民図書館 1階ロビー (高知市本町5-1-30)

主催:アムネスティ・インターナショナル高知グループ/平和な未来を考える高知の会
共催:高知県平和委員会/高知県平和委員会
問合せ:平和資料館 草の家(高知市升形9-11/電話088-875-1275)

ひとこと:
1977年から1980年までエンジニアとしてイラクに滞在されていた吉原茂さんによる、30年前の平和だったころのイラクの写真を中心に展示します。イラクの人々がだれに何を奪われたのかを一緒に考えましょう。期間中、イラクからの帰還米兵たちの記録映画『冬の兵士 良心の告発』を上映します。イラク戦争の実態を知り、私たちにできることを考えませんか。

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<ご参考>イマジンイラクのウェブサイト http://imagineiraq.seesaa.net/

2010/2/1 月曜日

豊かな過去をたたえる国イラク

Filed under: diary — Kaori @ 22:45:37

本ウェブサイトでも告知していた井上秀俊さんのお話の会「イラクの記憶」(イマジンイラク写真展の関連イベント)に行って来ました。

お話の内容や会のもようは、イマジンイラクに詳しい報告が書かれていますので、そちらでお読みいただくとして。

なんといっても、井上さんのお仕事が本当に素晴らしい!
それは、イラクのテレビと電話と通信網を作ること。
ぜひともイラクの友に話して聞かせます。イラクの人々はわりあい、ふだんから技術者に尊敬の情を深く示します。しかし、それも、全国のテレビと電話の基礎(一部は国際回線も)を築いた人だなんて。

技術者ならではのイラクとの向き合いようが、大変に興味深かったです。

曰く、この事業にとってイラクは世界最悪の気象状況だそうです。
イラクは北部の山々をのぞいて、ほとんど平べったい土地です。
ほんなら電波も楽に飛ばせるのではという素人考えとは逆に、平たいからこそ難しいようです。煙突の煙がすーっと水平にたなびくような無風地帯では空気の層ができてしまい、日本のような各地の山でリレーできるほうが楽だとか。なるほど。

地球は丸いんだーと納得できたともおっしゃっていて。要するにフラットといっても丸みを帯びた大地では一定間隔ごとに中継の塔を建てないと届かなくて、それで地球の丸さを実感できると。
日頃そういったことに疎いわたしは、ただただ感動です。

そして、雷。
「国勢調査です! 国民は家に、外国人は宿にいないと罰しますよ」というお達しのために、バスラからバグダードまで雷雨の500キロメートルを疾走して戻られたとか。
遮るもののない平べったい大地で、視界の限り自由自在に雷が落ちまくり、文字通り落雷に囲まれるという凄まじい現象。
どこまでも、イラクのフラットさに悩まされた井上さんでした。

印象的だったのは、イラクは「星降る国」と表現なさっていたこと。
首都で、いなかで、目にされた満天の星空は忘れることができないのだそうです。
土地柄、イエス・キリスト誕生時の星の物語をうっとりと想起させます。

もう一つはやはり、子どもらの笑顔。
子どもを写したたくさんの写真を示しながら、「今、大人になったこの子達が健在でいてくれるか」と祈るように言葉をつむいでらしたお姿に、聴衆の一人としてわたしもそっと願いました。

昔のイラクをその足で歩かれた井上さんが「現在のイラクの惨状を実感できない」と云われる重みに、わたしもイラクの友達の顔を思い浮かべつつ、イラクの今後を思案する時間となりました。

それにしても、イラク観光旅行に出かけたい!
「イラクは国じゅうが遺跡の宝庫」と幾度も唱える井上さんも、せつに望んでらっしゃいました。
観光について学ぶサラマッドに気張ってもらわなくては。

井上さんによると、イラクという名は「豊かな過去を持つ国」という意味なんだそうです(諸説あり。今度アラビア語で調べておきます)。
そんな素敵な名の国がその本来の意味によって輝きを放てるように、わたし達は応援し続けていこうと改めて胸に誓うことができました。

井上さんのイラク写真は、ウェブサイトでも見ることができます。
「京都写真館」→ http://www002.upp.so-net.ne.jp/e-gallery/
トップページから右下の「世界の国々の写真集」へと進み、イラクへお入りください。
さらなる更新を期待!

そしてそして、イラクと日本の絆の昔語りを追い求めるイマジンイラクのご活動に、イラクにかかわる一人として希望をもらいます。どうもありがとう。

シンポジウム「アートの力を信じる」に出かけて

Filed under: diary — Kaori @ 18:52:37

1月23日、シンポジウム「アートの力を信じる」に行って来ました。

谷川俊太郎さんが釜ヶ崎を詩作するライヴにも興味を引かれたし、東京から参加する友人に会いたいからという理由も手伝って、お弁当たずさえ朝10時半から夜7時までという長いイベントで一日を過ごしました。

近年、「コミュニティアート」という言葉がちまたに溢れています。
本シンポジウムも、それを実践する「ココルーム」(NPO法人こえとことばとこころの部屋)が企画運営しています。
しかし、何かこの言葉には据わりの悪さというか、素直に受入れられない何かをはらんでいる印象を、正直なところわたしはずっと拭えていません。

ですから、そもそも「アート」とは何か、「コミュニティ」とは何か、というところから考えてみようというココルームの構えに、まずは共感しました。

ココルームは釜ヶ崎を拠点に、アートによる取組みをされています。
誰もが集まれるカフェとともに、「カマン!メディアセンター」も立ち上げられました。
メディアセンターと聞いて連想するような、たとえば多くの情報をデータ化し発信する場ではなく、メディアを人のつながりを生み出す、いわば井戸端コミュニケーションと捉えるところから活動が始まります。

釜ヶ崎という土地は、長きにわたり人間同士の分断がなされた場所です。
(あちこちであらゆる分断は深刻だけど、この町の分断はかなり露骨にされた。)

カマメは一つの試みとして、街頭テレビを置きます。
懐かしい、昭和歌謡や万博の映像(日雇い労働のおっちゃんは万博の建設に多くたずさわった)。
そのテレビの前で商店街のおばちゃんも日雇い労働のおっちゃんも、唄い出したり議論が始まったり、しだいに会話が生まれます。
それで万事快調なわけはないけれど、互いがつながり合う小さな(たぶん大きな)きっかけとなります。

カフェでも、日々問題は起こりま す。
たとえば「うさぎ!」読書会などを開いても、酔ったおっちゃんがヤジをとばさないことはありません。
けれど、そうやって良い時も悪い時も、傷つけられても笑い事があっても一緒に在るという、繰りかえされる日々とか日常とかいったものを大切に考えてられるココルームのお考えは、わたしも賛同するのでし た。

人が工夫して他者とかかわることを-たとえばご近所付合いとして野宿のかたに食べ物を配る夜回りも-アート活動として行う。代表の上田さんが詩人であると聞いて納得しました。

「『アート』という罠:『アート』ではなくて」というお題では、音楽家の小沢健二さんがスカイプで出演され、行政がコミュニティアートの事業を推進するねらいやそれによる芸術界の変化について指摘されました。メモも書き留めないほど集中して聴いた気持ちから、具体的な内容をここに記すことはしません。しかしこのような発言をなさる勇気に敬意を、その上でたくさんの現実を教えてくれた巨大な感謝も捧げたいです。

PEACE ONも事業として「イラクアート」を続けています。
「アート」という言葉を用いることが-単にカタカナだからというだけではなくて-わたし個人の胸の内でずっとひっかかっていました。「アートとは何か」なんて、古今東西で吟味されてきた壮大なテーマだし、もちろん一言で云えるはずはありません。
このシンポジウムも安易な答えは出されなかったし、問い続ける覚悟も感じました。

それらの活動がアートかどうかはおいておいても。暮らしにアートが必要不可欠かそうとはいえないかまだ分からなくても。そして活動が批判されることがあっても。模索と継続。
その模索する行為そのものに活動趣旨をおき、地続きの今を生きること。わたしにはそう思えましたが、その姿勢は全く同感であるし、連帯のような結びつきをひそかにおぼえました。

新世界での晩ごはん、及び釜ヶ崎を案内してくださったremoのかたがた、そしてその場で出会った魅力的な人々にもありがとうをおくりたい夜でした。

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